ハーネスコネクタボディとハーネスキャップの違いとは?

  • 2026/07/15
  • 2026/07/15

はじめに

「この部品、ボディとキャップどっちが必要なんだろう?」
OAフロアの配線作業をするとき、こんな疑問が出てくることがあるんです。

OAフロアを利用した電気配線では、ハーネスOAタップのシステムを使うことが多いです。
その中で「ハーネスコネクタボディ」と「ハーネスキャップ」というものを使う場面があります。

この2つ、名前は似ているけれど、役割がちょっと違うんです。
このブログでは、それぞれの違いと使い方をわかりやすく解説してみます。

メーカーによって名称が違う!まずここから整理

実はこれ、メーカーによって名前が違うんです。
パナソニックと明工社、どちらも取り扱っているメーカーですが、同じ部品でも呼び方が異なります。

本ブログではパナソニックの名称を基準に解説していきます。
明工社との名称の対応は、以下の通りです。

名称(パナソニック)名称(明工社)
ハーネスコネクタボディハーネスコネクターボデー
ハーネスキャップハーネスプラグ

ハーネスコネクタボディとは?凸部分のこと

ハーネスコネクタボディは、ハーネスジョイント部分の差込口のうち、凸部分(出っ張り部分)のことです。
差し込める先は次の2か所になります。

ハーネスコネクタボディの差し込める先

  • ハーネスOAタップのジョイント部分
  • ハーネスキャップ
コネクタボディは「オス」、キャップは「メス」と覚えると分かりやすいですよ。
出っ張っている方がボディ、引っ込んでいる方がキャップです。

ハーネスキャップとは?凹部分のこと

ハーネスキャップは、ハーネスジョイント部分の差込口のうち、凹部分(引っ込み部分)のことです。
差し込める先は次の2か所になります。

ハーネスキャップの差し込める先

  • ハーネスジョイントボックスのOAタップ差し込み用部分
  • ハーネスコネクタボディ

コネクタボディとハーネスキャップ、結局何が違うの?

この2つは基本的には似た位置づけの商品で、主にケーブル延長用に使うものです。
最大の違いは形状で、コネクタボディが凸(出っ張り)、ハーネスキャップが凹(引っ込み)となっています。

いわゆる「オスとメス」の関係ですね。
この形状の違いが、2つの商品の最も大きな差となります。

5メートル超えたときに活躍!延長ケーブルとしての使い方

最も基本的な使い方は、延長ケーブルとしての利用です。
ハーネスOAタップはケーブルの長さが最大5メートルまでとなっています。


そのため、ハーネスジョイントボックスから使いたい場所まで5メートルを超えてしまう場合、
このコネクタボディとハーネスキャップが活躍します。

延長ケーブルを自作することで、使いたい場所まで距離を伸ばすことができます。
イメージは以下の図の通りです。

延長ケーブルとしての使い方

コネクタボディはVVF用とVCT用の2タイプある

パナソニックの場合、コネクタボディには2つの品番があります。
これは、VVFケーブルとVCTケーブルという2種類のケーブルに対応しているためです。

VVFケーブルは平べったい三線のケーブル、VCTケーブルは丸いケーブルのことです。
接続するケーブルの種類によって、使うコネクタボディの型番が異なります。

一般的な施工ではVVFケーブルでの使用が多いですね。
どちらのケーブルを使うかによって、選ぶ型番が変わる点は覚えておくと良いですよ。

各メーカーの型番一覧

パナソニックと明工社、それぞれの型番は以下の通りです。

部材パナソニック明工社
ハーネスコネクタボディWFA4551GMJ2478/MJ2499
ハーネスキャップWFA4251G/WFA4451GMP7085/MP7086/MP7087

パナソニックと明工社は互換性あり

パナソニックと明工社、すべてのメーカーで互換性があります。
異なるメーカーのハーネスOAタップの差し込み口にも、問題なく接続することができます。

現場では異なるメーカーが混在するケースもあるので、互換性があるのは安心ですね。

取り付けは電気工事士の資格が必要

ハーネスコネクタボディとハーネスキャップの取り付け方は、以下の図の通りです。

ハーネスコネクタボディとハーネスキャップの取り付け方



なお、この作業は電気工事士の資格が必要となります。
一般の方はご自身では行わず、資格を持った施工者にご相談ください。

まとめ

ハーネスコネクタボディとハーネスキャップの違いと使い方について解説してみました。
名前が似ていて少しわかりにくい部分もあったかもしれませんが、「凸と凹」の関係と覚えておくとすっきりするかと思います。

OAフロアの配線は専門的な内容ではありますが、知っておくと現場での選択がぐっとスムーズになります。
何かお役に立てていたら嬉しいです。一緒に知識を積み上げていきましょう。